シーズーってどんな犬?

シーズーの歴史

チベット原産とされるシーズーは、寺院において飼育され、中国皇帝に貢物として贈られ、チベットと中国間で姻籍関係が結ばれるほどであった。と言われています。

最後にチベットのダライ ラマがシーズーを贈った人物は、西太后だと言われており、長きにわたって紫禁城で飼育されていました。

西太后が亡くなった後、ほとんどの犬が外国人や高官に分け与えられ一般家庭で飼育されるようになった。と言われています。

しかしながら、清朝が崩壊すると中国人はこの犬が海外に持ち出されることを嫌がり殺してしまった。という過去もあるようです。

その後、生き残ったシーズーがイギリス人により3頭持ち出されたのを皮切りに、徐々に海外に出たようです。

当初はラサ アプソと同犬種とみなされていましたが、後にイギリスで別犬種と認められ、さらにペキニーズと交配し今の形が固定されたようです。

 

一説に、ショーのときシーズーはリボンをし、ラサアプソはりぼんをしないのは、この区別をハッキリさせるためと言われています。

 

日本で初めてシーズーのクラブが作らてたのは、1972年でその時創立されたのが「東京モダンシーズークラブ」です。

その後シーズーの人気に拍車がかかったと言われています。

シーズーの気質

 

 

明朗活発陽気で陽気な反面頑固な一面もある。

シーズーの外見的特徴

健全で、明らかに気高い雰囲気がある被毛の豊富な犬で、キクの花のような顔をしている。

あらゆる毛色が許容される。パーティ・カラーの犬においては、前頭部に見られるホワイトのブレーズや尾の先端が白いのはたいへん好ましい。

 

     

シーズーの飼育について

明朗活発で優しいので、他の犬や動物とも仲良くできるでしょう。小さいお子さんの居るおうちでも飼育可能です。

 

短頭犬種はいずれもそうですが、シーズーは暑さに弱いので熱中症、熱射病に注意が必要です。

 

小型犬ですが骨格がしっかりした丈夫な犬種です。屋外での飼育には向きませんが遊ぶことが大好きなので、雨でも降らない限り外で運動をさせてあげましょう。短めの散歩やゲームなどで充分です。

 

シーズーのお手入れ

ショーに出す場合は、床につくほど全身の毛を伸ばす必要がありますが、そうでない場合は定期的に短くカットしてしまえばそれほど大変な犬ではありません。